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【最新版】漁業分野の特定技能2号評価試験 | 申し込み方法や注意点について詳しく解説

公開日: 最終更新日: PV:41
特定技能2号-漁業-試験

みなさん、こんにちは。SMILEVISAです!

現在、漁業分野の特定技能1号を受け入れている企業では、今後、特定技能2号に移行したいと希望する外国人も増加することが見込まれます。

漁業分野特定技能1号が2号に移行するには、農林水産省が公募により選定した民間事業者主催の「2号漁業技能測定試験」を受けて合格する必要があります。

そこで今回は、漁業分野における試験の内容や申し込み方法について、特定技能2号の詳細について解説していきます。

漁業分野の特定技能2号についての概要についてはこちらの記事で紹介しています

漁業分野における特定技能2号試験とは

特定技能2号‗試験_漁業

特定技能2号の漁業分野における試験は、農林水産省が実施する公募により選定した民間事業者が試験実施機関として主催しています。

漁業分野で特定技能2号に移行するためには、「2号漁業技能測定試験」に合格する必要があります。しかし、漁業分野の特定技能2号試験を受けるには、2年以上の実務経験が必要です。

では、漁業分野における試験の日程や受験資格、受験料について詳しく見ていきましょう。

漁業分野における特定技能2号試験の実施場所・日程

特定技能2号の漁業分野における試験は、試験運営サービス「プロメトリック」が技能試験実施機関となり、全国都道府県の会場にてパソコンを使用して行われます。

参考:出入国在留管理庁「試験関係/漁業分野」

国内の試験実施日程については、プロメトリックの日本国内の開催日程のページから確認する事ができます。

漁業分野における特定技能2号試験の申込期間


漁業分野における2号試験の申込期間はプロメトリックの日本国内の開催日程のページから確認する事ができます。

※受験を希望する方は、初めに所属している会社に、漁業分野に係る実務経験を証明を発行してもらう必要があります。

漁業分野における特定技能2号試験の受験資格

受験資格は、下記項目全てに当てはまっていることが条件です。

  • 試験日において満17歳以上
  • 在留資格を持っている
  • 登録を受けた漁船において、操業を指揮監督する者を補佐する者又は作業員を指導しながら作業に従事し、作業工程を管理する者としての実務経験を2年以上有する者(漁業)
  • 養殖業の現場において、養殖を管理する者を補佐する者又は作業員を指導しながら作業に従事し、作業工程を管理する者としての実務経験を2年以上有する者(養殖業)

漁業分野における特定技能2号試験の受験料

受験料(一人当たり): 15,000 円です。

漁業分野における特定技能2号試験の内容

特定技能2号‗試験_漁業

漁業分野2号試験は、学科試験と実技試験の2種類があります。試験方法は、学科試験及び実技試験ともにパソコンで行うコンピュータ・ベースド・テスティング(CBT)方式です。

試験内容は、「2号漁業技能測定試験(漁業)」と「2号漁業技能測定試験(養殖業)」の2種類があります。

漁業分野の特定技能2号試験の詳細

【試験全体の概要】

試験科目学科試験と実務経験(漁業又は養殖業)
試験時間学科70分 実技15分(漁業) / 60分(養殖業)
試験問題数学科45問 実技7問(漁業)
学科45問 実技6問(養殖業)
言語日本語
実施方法CBT方式

【漁業区分の詳細】

学科試験漁業全般及び安全衛生に係る知識が問われます。
実技試験 (図やイラスト) 漁具・漁労設備の適切な取扱いや漁獲物の選別に係る技能を判断する試験により業務上必要となる実務能力が問われます。

【養殖業区分の詳細】

学科試験 養殖業全般及び安全衛生に係る知識が問われます。
実技経験  (図やイラスト等)養殖水産動植物の育成管理や養殖生産物の適切な取扱いに係る技能を判断する試験により、業務上必要となる実務能力が問われます。

漁業分野における特定技能2号試験の合格率

漁業分野の特定技能2号試験については、公表されていません。しかし、公表されている他分野の特定技能2号試験の合格率を比較すると、専門性が問われ難易度の高い試験だという事が伺えます。

漁業分野における特定技能2号試験の申込み方法

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こちらでは、試験の申込みの流れについてみていきましょう。申込みの流れは下記の通りです。

①漁業分野に係る実務経験書を作成する

受験を希望する特定技能外国人は、早めに勤め先の会社に「漁業分野における2号特定技能外国人に求められる実務経験に係る証明書」の作成を依頼しましょう。

※証明書は2部用意し、一部は控えとして所持してください。

漁業分野における2号特定技能外国人に求められる実務経験に係る証明書は、水産庁のHPからダウンロードできます。

②必要書類を大日本水産会へ送達

作成した証明書一部と受験者の確認がとれる下記の書類からいずれかを大日本水産会に郵送あるいはメールで書類を添付して送信してください。

  • パスポートの写し
  • 在留カードの写し
  • 船員手帳の写し
  • 氏名、生年月日及び国籍が記載された書類の写し

【日本水産会 お問い合わせ先】

一般社団法人 大日本水産会

郵便番号:100-0011
住  所:東京都千代田区内幸町1-2-1
日土地内幸町ビル3階
T E L:03-3528-8511(代表)
F A X:03-3528-8530
Email:japan@suisankai.or.jp

③大日本水産会から受験番号を受けとる

大日本水産会へ登録が済みますと、連絡及び受験番号が発行されます。

試験を予約する際に使用しますので、大切に保管しましょう。

④プロメトリックサイトからID作成

プロメトリックのID作成方法については、プロメトリック公式サイトID作成・予約の手順から確認ができます。

※IDは試験を予約する際に必要になりますので、なくさないように注意しましょう。

引き続き、試験日を予約していきましょう。

①試験申込みサイトにログインする

こちらのサイトからログインをしてください。ログインには、プロメトリックIDと設定したパスワードが必要になります。

②IDとパスワードでログインし、試験を予約する

プロメトリックIDとパスワードでログイン。「試験を予約する」を選択しましょう。

画面に表示されますので、個人情報を確認し、予約する試験を選択しましょう。

③特別項目を入力する

この画面では、生年月日、性別、国籍、母語を選択します。情報の一部がスコアレポートに表示されますので、間違えないように注意しましょう。

④試験日・会場・開始時間を選択

希望日の試験、会場を選択の上、「会場検索実行」をクリックすると、開催している会場と空席状況が表示されます。希望の会場の試験開始時間を選択しましょう。

受験番号を入力

試験会場や日時を予約する際に、大日本水産会から発行された受験番号を入力する箇所があります。忘れずに受験番号を入力しましょう。

⑥顔写真をアップロード

規格を満たさない顔写真を登録した場合、当日の受験をお断りする場合や合格証明として利用できない場合がありますので、注意しましょう。

顔写真の規定については、こちらの顔写真の規定についてから確認ができます。

⑦支払方法を選択し受験料を支払う

お支払い方法は、クレジットカード、eウォレット、PayPay、バウチャーです。可能なお支払い方法を選択し、受験料を支払いましょう。

⑧試験予約完了

支払が完了したら予約完了です。

ログイン後の画面では、予約した試験等が確認できます。また、予約内容の変更やキャンセル等が可能です。


詳細はプロメトリック/予約の手順から確認ができます。

以上で試験の申し込みが完了します。試験結果については、後日、大日本水産会のHPにて公表されます。

漁業分野における特定技能2号試験の注意点・よくある質問

特定技能2号‗試験_漁業

試験に関係する学習用テキストについて

漁業分野における特定技能2号試験の教科書は、大日本水産会のHPから確認する事ができます。

特定技能2号の試験申込みは実務経験が必須

漁業分野における特定技能2号試験について詳しく解説しました。漁業分野の2号試験については、実務経験証明書と送付するため、特定技能外国人2号を受け入れる事が決まったらすぐに会社に依頼しましょう。


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