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【特定技能】第3-1号(別紙)特定技能雇用契約に係る届出書(別紙)の記入例をわかりやすく解説

公開日: 最終更新日: PV:727

みなさんこんにちは、SMILEVISAです!

今回は、第3-1号(別紙)特定技能雇用契約に係る届出書(別紙)の記入例を解説していきます。

第3-1号の別紙は、申請をしなければならない特定技能外国人が複数人いる場合に使用します。

一人ひとりの外国人の情報をまとめて届出をスムーズに行うことができる書類ですので、正しい記入方法をしっかりと確認しておきましょう。

第3-1号(別紙)特定技能雇用契約に係る届出書(別紙)とは?

第3-1号(別紙)特定技能雇用契約に係る届出書(別紙)は、下記のいずれかの書類を提出する際に必要に応じて使用します。

  • 第3-1-1号特定技能雇用契約の変更に係る届出書
  • 第3-1-2号特定技能雇用契約の終了又は締結に係る届出書

上記の書類を記入する際に、届出の対象となる特定技能外国人が複数人いる場合に使用されます。

第3-1-1号と第3-1-2号の届出書には、1人分の記入欄しかありません。そのため、複数人の記入が必要な場合は記入が難しく不便なのです。

雇用契約に関する届出が必要なときに届出の対象となる特定技能外国人が複数人いる場合は、今回解説する第3-1号の別紙にまとめましょう。

その際に、もとの届出書の記入欄には「別紙のとおり」と記入したうえで、別紙と併せて提出してください。

第3-1号(別紙)特定技能雇用契約に係る届出書(別紙)の記入例

それでは、第3-1号(別紙)特定技能雇用契約に係る届出書(別紙)の記入例を解説していきます。

記入箇所は、大きく下記の3つの項目があります。

  1. 届出機関
  2. 届出の内容
  3. 届出の対象者

それぞれの項目について詳しく見ていきましょう。

①届出機関の記入

はじめに、用紙の左上部にある届出機関の欄を記入します。

記入内容は下記のとおりです。

  • 法人番号(法人でない場合は空欄とする)
  • 機関の氏名又は名称
  • 機関の住所

受入れ企業の情報を正しく記入してください。

➁届出の内容の記入

次に、用紙の左側にある届出の内容の欄を記入します。

記入内容は下記のとおりです。

届出の事由「特定技能雇用契約の変更」「特定技能雇用契約の終了」「新たな特定技能雇用契約の締結」からあてはまるものを記入します。
届出の事由発生年月日特定技能雇用契約の変更・終了・新たな締結が発生した年月日を記入します。
変更内容(変更事項、変更後の内容)届出内容が特定技能雇用契約の変更の場合に記入します。
大分類には、雇用契約期間・就業の場所・従事すべき業務の内容・労働時間等・休日・休暇・賃金・退職に関する事項・その他からあてはまるものを記入します。
小分類には、雇用契約期間・契約の更新の有無の変更があれば記入します。さらに、変更後の内容を20文字以内で記入します。
終了の事由(事由、事由の詳細、その他の理由)届出内容が特定技能雇用契約の終了の場合に記入します。
雇用契約の納期到来・特定技能所属機関の都合・特定技能外国人の都合からあてはまるものを記入します。
事由の詳細については、受入れ企業の経営上の都合や外国人の病気、行方不明などが考えられます。
※記入内容は参考様式第3-1-2号を参考にしてください。また、その他の理由があれば詳細を記入します。
新たな雇用契約の締結届出内容が新たな特定技能雇用契約の締結の場合に、契約の内容を記入します。

※「プルダウンから選択」と記載がある項目は、こちらの出入国在留管理庁HPの参考様式第3-1号(別紙)から、Excelファイルを選択して開くと確認できます。

このように「記入したい項目をクリック」→「下三角をクリック」すると、項目の下に選択画面が表示されます。パソコンから入力する場合は、表示された内容からあてはまる項目を選択しましょう。

③届出の対象者の記入

最後に、用紙の右側にある届出の対象者の欄を記入します。

こちらは届出の対象となる特定技能外国人について、下記の項目を記入します。

  • 氏名(ローマ字)
  • 性別
  • 国籍・地域
  • 生年月日
  • 住居地
  • 在留カード番号
  • 特定産業分野
  • 業務区分

対象となる特定技能外国人について、一人ひとりの情報を記入していきましょう。

※記入項目にある特定産業分野と業務区分については、こちらの出入国在留管理庁HPの特定技能外国人受入れに関する運用要領(別紙4)で確認できます。

第3-1号(別紙)特定技能雇用契約に係る届出書(別紙)の注意点

複数の特定技能外国人に関する情報が正しく記入できているか確認する

第3-1号(別紙)特定技能雇用契約に係る届出書(別紙)は、複数の特定技能外国人の情報を記載します。

そのため、記入箇所のミスや特定技能外国人の情報に間違いが起こりやすくなります。

特定技能外国人一人ひとりの情報に間違いがないかよく確認してから提出しましょう。

記入内容は外国人が理解しているか確認する

雇用契約の変更や新たな雇用契約の締結などの内容は、特定技能外国人が働くうえで重要な手続きです。

外国人本人が書類の内容について知らなかったなどのトラブルにならないように、受入れ企業は本人に内容を確認のうえ、十分に理解してもらいましょう。

第3-1号(別紙)特定技能雇用契約に係る届出書(別紙)は特定技能外国人一人ひとりの情報を正しく記入しましょう

第3-1号(別紙)特定技能雇用契約に係る届出書(別紙)は、下記の書類について対象となる特定技能外国人が複数人いる場合に使用する書類です。

  • 第3-1-1号特定技能雇用契約の変更に係る届出書
  • 第3-1-2号特定技能雇用契約の終了又は締結に係る届出書

受入れ企業はそれぞれの特定技能外国人の情報に間違いがないか確認し、正しい情報を記入してください。

また、特定技能外国人が手続きの内容をしっかり理解しているかどうか確認することも大切です。

複数の特定技能外国人の雇用契約について手続きする際は、今回解説した別紙の記入例を確認し、スムーズに申請を行いましょう。

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監修:川村 敦
大学時代にベトナムへ留学したことをきっかけに、日本で働く外国人の現実に衝撃を受ける。その後、エンジニアを経て外国人雇用に関するサービスを提供する株式会社CROSLANを2017年設立。特定技能外国人の管理委託や、管理クラウドサービス事業を通じて数多くの特定技能外国人のサポートを行ってきた実績の持ち主。趣味は世界遺産巡り。
       

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