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【特定技能】出入国在留管理局へのオンライン申請マニュアル | 必要な条件や申請方法・注意点についてわかりやすく解説

公開日: 最終更新日: PV:7937
特定技能-オンライン申請-マニュアル

目次

みなさん、こんにちは!SMILEVISAです。

入管への手続きを初めてオンライン申請する場合に、事前準備や設定方法に戸惑う人も多いのではないでしょうか。

今回は雇用している特定技能外国人の在留資格申請を入管へ行かずに、オンライン申請する方法をわかりやすく解説します。

オンライン申請を利用すれば何度も窓口に行く手間が省け、手続きの負担を減らすことができるでしょう。スムーズに手続きが完了出来るように、用意する資料やオンライン申請での注意点についてもお伝えします。

オンライン申請の対象になる資格と手続き内容は?

オンライン申請の対象になる資格は、外交と短期滞在・特定活動(出国準備期間)の在留を除いたすべての在留資格が対象です。

(例)技術・人文知識・国際業務、技能、留学、技能実習、特定技能、日本人の配偶者等定住者

オンライン申請が可能な手続きには下記の7つがあります。

  1. 在留資格認定証明書交付申請
  2. 在留資格変更許可申請
  3. 在留期間更新許可申請
  4. 在留資格取得許可申請
  5. 就労資格証明書交付申請
  6. 再入国許可申請(②~④と同時に行う場合のみ)
  7. 資格外活動許可申請(②~④と同時に行う場合のみ)

※6,再入国許可申請と7,資格外活動許可申請は、申請する際に②~④の許可申請と一緒に申請する必要があります。

ほとんどの申請がオンラインで可能になり、今後も入管に行かずに手続きをする人は増えていくことが予想されます。

※在留期間更新申請の場合は在留資格の3ヶ月前から受け付けています。注意して申請しましょう。

特定技能のオンライン申請ができる人は?

①所属機関の職員の方(※技能実習(団体監理型)の場合は、監理団体の職員)
②弁護士又は行政書士の方
③外国人の円滑な受入れを図ることを目的とする公益法人の職員の方
④登録支援機関の職員の方
⑤外国人本人
⑥法定代理人
⑦親族(配偶者、子、父又は母)

注意が必要な点としては、受け入れ企業(所属機関)の担当者が申請を行う場合、申請等取次者として認定されている必要があります。(詳細は下記で解説)

また、②~④についても申請等取次者として承認されている又は届出を行っている必要があります。公益法人や登録支援機関が手続きをする際にも所属機関から依頼を受けている必要があるため注意しましょう。

特定技能のオンライン申請の始め方は?

特定技能-オンライン申請-マニュアル

特定技能を受け入れている企業の担当者が、入管へのオンライン申請をする場合は、まず初めに企業の所在地を管轄する地方出入国在留管理官署に行くか郵送にて「利用申出書」を提出します。

また、担当者は申請者取次者としての承認を受けている必要があります。取次申請人の申請の方法などはこちらの記事、【特定技能受入れ企業向け】特定技能の申請業務を本人の代理で行う申請等取次者とは?手続きの方法も解説をチェックしてみてください。

また、利用申出人になるにはいくつかの条件があるので確認しておきましょう。

利用申出人になるには次の5つの条件をすべて満たす必要があります。

  • 申請等取次者証明書を所有している又は承認要件を満たしている
  • 所属機関が申請等取次者の承認要件を満たしている
  • 外国人の受け入れ開始・終了の届け出を行っている
  • 誓約書を提出している
  • 経営・財政状況から安定的・継続的に企業が運営できていることを認められる又は見込まれる

詳細については出入国在留管理庁「所属機関・公益法人・登録支援機関の職員の方」より確認ができます。

オンライン申請の利用申出の具体的な手続きは?

在留申請オンラインシステムを利用する所属機関の職員や公益法人の職員は、オンライン申請を利用する際、事前に地方出入国在留管理官署宛てに、利用申出を行い、承認を受ける必要があります。

承認を受けると在留申請オンラインシステム専用の認証IDを取得する事が可能です。

事前に最寄りの地方出入国在留管理官署へお問い合わせください。最寄りの地方出入国在留管理官署の住所、連絡先等は出入国在留管理庁の「地方出入国在留管理官署」一覧から確認できます。

オンライン申請の利用申し出が承認されると、出入国在留管理局より承認メールが届きます。利用申出の審査を通過し認証IDを取得したら、オンライン申請が可能になります。

※利用申出の結果は、1か月程度かかることもあります。早めに提出をしておきましょう。

特定技能オンライン申請の方法(パスワード登録の方法)

特定技能_出入国在留管理庁_オンライン申請

STEP①パスワード登録を行う

まず、パスワード登録を行いましょう。在留申請オンラインシステム利用登録後に届くメールに記載されているURLから、パスワード登録画面に進みましょう。パスワードを入力し、「登録」を押すとパスワードが登録されます。

特定技能_出入国在留管理庁_オンライン申請

STEP②パスワード登録通知を受け取る

パスワード登録が完了したら、数分後、登録したメールアドレスにパスワード登録通知が届きます。

「トップページへ」ボタンをクリックすると、トップページ画面へ戻ります。

特定技能_出入国在留管理庁_オンライン申請

STEP③所属機関を選ぶ

トップページ画面に戻ったら、受け入れ企業の場合は「法人、弁護士、行政書士」ボタンを選んでください。

※個人事業主を含む所属機関の職員の方が申請する際は、「法人、弁護士、行政書士」のボタンを選択してください。

特定技能_出入国在留管理庁_オンライン申請

STEP④申請ページへログインする

ログイン画面に進み、取得した認証IDと先ほど登録したパスワードを入力し、メニュー画面に進んでください。※必ず手入力で入力しましょう。コピー&ペーストで入力するとエラーが表示されます。

特定技能_出入国在留管理庁_オンライン申請

ここから申請に進むことができますが、オンライン申請では在留資格について、外国人を個別に申請するか、もしくは複数一気に申請するかを選ぶことができます。以下、個別に申請するケースと複数申請するケースも併せてご紹介します。

オンライン申請の方法(申請情報入力・個別に登録する場合)

STEP①1件づつ申請情報を入力するを選択

こちらでは、在留申請オンラインシステムを利用して、1件ずつ申請情報の入力を行う方法について説明します。

メニュー画面に進み、「申請情報入力(1件ずつ申請情報を入力)」ボタンをクリックして、次
の画面に進みましょう。

特定技能_出入国在留管理庁_オンライン申請

STEP②申請する種別と在留資格を入力する

申請種別及び在留資格を選択し、「入力」ボタンをクリックして、次の画面に進みしょう。
※在留資格で「高度専門職」を選択した場合は、主たる活動内容の選択が必要です。

特定技能_出入国在留管理庁_オンライン申請

STEP③外国人の基本情報を入力する

こちらの画面では、申請人の基本情報を入力します。必要項目を入力の上、「次へ」ボタンをクリックして、次の画面に進みましょう。

※※申請人の名前は、半角英数(大文字)で、スペースを空けずにカンマで区切って入力してください。

例: JON LUKE BINE→JON,LUKE,BINE

※未入力の場合や、入力に誤りがあった場合はエラーメッセージが表示されます。エラーを修正するまで次の画面に進むことができません。注意しましょう。

特定技能_出入国在留管理庁_オンライン申請

STEP④現在の在留資格について入力する

こちらでは、申請人本人の申請種別に応じた情報を入力してください。

申請人に申請の意思を確認していただき、画面下部の「申請人(代理人による申請の場合は当該代理人)に申請の意思を確認しました。」のチェックボックスをクリックしてチェックを入力の上、「次へ」ボタンをクリックして、次の画面に進みましょう。

特定技能_出入国在留管理庁_オンライン申請

こちらのページでは、項目7に進み、「確認」ボタンを選択し、次の画面に進みましょう。

特定技能_出入国在留管理庁_オンライン申請

こちらの画面では、先ほど入力した内容を確認する事ができます。しかし、入力内容につきましては、後からシステム上で確認する事ができませんので、必要であればスクリーンショットの取得や画面の印刷等をしておく事をおすすめします。

もし、修正を行う場合は「修正」ボタンを選択し修正を行ってください。

特定技能_出入国在留管理庁_オンライン申請

画面下部に進みますと、「申請内容が事実に相違ないことを申請人本人(代理人による申請の場合は当該代理人)及び所属機関の代表者に確認しました。」のチェックボックス及び「申請内容を控えました」とのチェックボックスがあります。

各チェックボックスをそれぞれクリックして、チェックを入力の上「申請情報入力」ボタンをクリックして、次の画面に進みましょう。

特定技能_出入国在留管理庁_オンライン申請

以上が申請情報入力の手順となります。

「申請情報一覧へ」ボタンをクリックすると「まだ、申請は完了していませんのでご注意ください」とのポップアップが表示されます。注意事項を読み「OK」ボタンをクリックして、次の画面に進みましょう。

特定技能_出入国在留管理庁_オンライン申請
特定技能_出入国在留管理庁_オンライン申請

こちらで個別で申請する場合の申請情報入力は完了です。続いて、複数名を一括で申請する場合についても解説します。

特定技能オンライン申請の方法(申請情報入力・一括で登録する場合)

続いて、申請情報入力で一括登録する場合を見ていきましょう。

STEP①指定のエクセルファイルをダウンロードする

こちらでは、複数名の申請情報を一括で行う方法について説明します。こちらでは、指定の入力用ファイルを利用して行います。

メニュー画面下部にあるテンプレートファイルのリンクをクリックして、エクセルファイルをダウンロードしてください。

特定技能_出入国在留管理庁_オンライン申請

STEP②保存したエクセルファイルに申請情報を入力する

ダウンロードしたエクセルファイルをパソコンのデスクトップ等適宜の場所に保存してください。保存後、ファイルを開き、申請情報を入力してください。

※入力する際下記に注意しましょう。

本国における住居地は半角ではなく全角で入力しましょう。

連絡先欄に電話番号又は携帯電話を記入する必要があります。申請人が電話番号を持っていない場合は、会社の電話番号を入力しましょう。

特定技能_出入国在留管理庁_オンライン申請

STEP③CSVを作成したら、申請情報入力(一括)に進む

CSVを作成したら、メニュー画面に戻り、「申請情報入力(一括)」ボタンをクリックして、次の画面に進みましょう。

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STEP④申請種別や在留資格を選択する

申請種別及び在留資格を選択の上、「入力」ボタンをクリックして、次の画面に進みます。

特定技能_出入国在留管理庁_オンライン申請

STEP⑤入力した一括申請ファイルをアップロードする

「一括申請ファイルアップロード」に、別途テンプレートのファイルから作成した【申請情報一括登録用csv】を選択し、アップロードします。

「次へ」ボタンをクリックして、次の画面に進みます。

特定技能_出入国在留管理庁_オンライン申請

STEP⑥入力内容を確認する

前画面で入力した内容を確認します。

入力内容につきましては、後からシステム上で確認する事ができませんので、必要であればスクリーンショットの取得や画面の印刷等をしておく事をおすすめします。

特定技能_出入国在留管理庁_オンライン申請

画面下部に進み、「申請内容が事実に相違ないことを申請人本人(代理人による申請の場合は当該代理人)及び所属機関の代表者に確認しました。」のチェックボックス及び「申請内容を控えました」のチェックボックスをそれぞれクリックしてチェックを入力の上「申請情報入力」ボタンをクリックして、次の画面にお進みください。

※先ほど選択した「申請種別」及び「在留資格」と申請情報一括申請ファイルの「申請種別」及び「在留資格」が一致していなければ、エラーとなりますので、注意しましょう。

特定技能_出入国在留管理庁_オンライン申請

以上が申請情報入力(一括)の手順となります。

「申請情報一覧へ」ボタンをクリックして、申請情報一覧画面に進んでください。

特定技能_出入国在留管理庁_オンライン申請

これで一括で申請するための申請情報の入力は完了です。続いて、実際に在留資格のオンライン申請に進みましょう。

特定技能の在留資格・オンライン申請の方法

申請情報の登録が完了したら、いよいよ在留資格のオンライン申請を始めます。

STEP①申請情報検索をクリックする

「申請情報検索」ボタンをクリックして、次の画面に進みます。

特定技能_出入国在留管理庁_オンライン申請

STEP②該当する項目を選択し、検索する

検索条件を入力の上、「検索」ボタンをクリックして、次の画面に進みましょう。

特定技能_出入国在留管理庁_オンライン申請

STEP③外国人の顔写真をアップする

表示された申請情報一覧から1項目を選択した上で、「顔写真を添付する」ボタンをクリックして、次の画面に進みましょう。

顔写真アップの際の注意点は、

  • 顔写真のファイルサイズが50KB以下であること
  • 顔写真ファイルの拡張子が「Jpeg」又は「jpg」であること
  • 申請人本人のみが撮影されたもの
  • 無帽で正面を向いたもの(ヒジャブ着用の際は、宗教上必要であることを理由書で添付すること)
    背景(影を含む。)がないもの
  • 鮮明であるもの 
  • 申請の日前6か月以内に撮影されたもの
特定技能_出入国在留管理庁_オンライン申請

顔写真を選択し、「登録」ボタンをクリックしましょう。登録が完了された場合、申請情報一覧画面に戻ります。

特定技能_出入国在留管理庁_オンライン申請

STEP④在留資格の申請に必要な書類を添付する

表示された申請情報一覧から1項目を選択した上で、「資料を添付する」ボタンをクリックして、次の画面に進みます。

※添付資料のファイルサイズが10MBを超える場合、資料が添付できない状態となりますので、注意しましょう。

※資料を添付しない場合は、この操作は不要です。

特定技能_出入国在留管理庁_オンライン申請

資料を指定し、「登録」ボタンをクリックして、次の画面に進みます。

※必要書類は在留資格ごとに異なります。詳細は、出入国在留管理庁の「特定技能制度」をご確認ください。(審査の過程において、追加で資料を求める場合があります。)。

特定技能_出入国在留管理庁_オンライン申請

指定した資料に問題がなければ、「確認」ボタンをクリックしましょう。申請情報一覧画面に戻れば料
の登録は完了です。

特定技能_出入国在留管理庁_オンライン申請

STEP⑤入管庁に申請を行うボタンをクリック

表示された申請情報一覧から1項目を選択した上で、「入管庁に申請を行う」ボタンをクリックして、次の画面に進みましょう。

※選択した申請情報にエラーがなければ、申請受付完了画面に進みます。申請情報にエラーがあれば、画面上部にエラーメッセージが表示されます。

特定技能_出入国在留管理庁_オンライン申請

申請受付が完了したしました。エラー等問題がなければこちらの画面が表示されます。

特定技能_出入国在留管理庁_オンライン申請

引用: 出入国在留管理庁在留申請オンラインシステム/操作マニュアル~所属機関等の職員用~

STEP⑥審査完了メールが届く

利用申請の際に登録したメールに申請結果が送付されます。審査結果に1~2ヶ月かかります。

STEP⑦在留カードの更新

審査結果を送付された際は、在留カードの更新を行いましょう。在留カードの更新は、最寄りの出入国在留管理局の窓口に行くか、郵送で送付することができます。

【郵送する際の宛先】

〒135-0064 東京都江東区青海2-7-11 

東京港湾合同庁舎 9階 東京出入国在留管理局 オンライン審査部門オンライン申請手続班(おだいば分室内)

【送付するもの】

  • 旧在留カード
  • 指定書(パスポートに貼られている最新のもの)
  • 手数料納付書(所定の手数料の額在留期間更新許可・在留資格変更許可4,000円の収入印紙を貼付してください。)
  • 返信用封筒(送付用封筒(在留カード・資格外活動許可書)※当方から送付するために必要な封筒です。
    簡易書留代金分の切手を貼付してください(1件の場合は、最低460円必要です。)。
    封筒の代わりにレターパックも使用できます。

新しい在留カードが発行されるまで2週間ほど時間がかかることがあります。

注意点

申請結果が出た時点ではまだ、前職場で就労中の場合は、理由書を添付して在留カードの発行日を指定することが可能です。
※退職前に在留資格が変更されてしまうと、不法就労に当たるため注意が必要です。

新しい在留カードが出入国在留局から送付されましたら、新旧在留カードを本人に渡しましょう。

特定技能をオンライン申請をする際の注意点は?

特定技能-オンライン申請-マニュアル


ブラウザはGoogle Chromeを使用

オンライン申請を行う際には、Chromeブラウザの利用が推奨されています。

その他のブラウザをご使用の場合、オンライン申請が正常に進まない、写真が添付できない等の不具合が生じる可能性がございます。

利用申出の有効期限に注意しましょう

利用申出は承認後にパスワードを設定してから1年間有効です。利用を継続する場合は期限の1か月前までに定期報告をしましょう。定期報告は申出をした地方出入国在留管理官署又は郵送で行いますが、審査には約1か月かかるため早めに済ませておきましょう。

また、利用申出により取得した認証IDは個人のものなので担当者が変わった場合に引き継ぐことはできません。

他の人が利用するときは追加利用申出の手続きが必要です。

外国からのオンライン申請は不可

空いた時間に手続きができるオンライン申請は利用しやすいメリットがありますが、日本国内のみ可能なシステムであるため外国からの申請はできません。変更および更新申請対象者の外国人が一時帰国などで海外にいる場合は、オンライン申請ができませんのでご注意ください。

また、申請に関するメールの設定において海外のIPアドレスを使用している場合、アクセス制限により通知メールが届かないケースがあります。念のため、日本国内のアドレスでの登録をオススメします。

オンライン申請での入力間違いについては注意が必要

オンライン申請では、入力ミスを窓口のようにその場で申告できない点がデメリットになるかもしれません。ご自身で入力する場合は入力漏れやミスがないか注意しましょう。

手続き完了のあとに間違いに気づいたら、速やかに地方出入国在留管理局へ問い合わせましょう。また、正しい情報を入力してもエラーが発生してしまい手続きできないケースがあります。入力に関するトラブルが起きた際は「在留申請オンラインシステムヘルプデスク」に問い合わせてください。

資料添付の際のエラーメッセージの改修

これまでオンライン申請中に添付資料のファイルサイズが10MBを超える場合のエラーメッセージが「サーバーメンテナンス中です。」と表示されていましたが、現在は「添付資料ファイルのサイズが10MB(メガバイト)を超えているため、取込みできません。と表示されます。

サイズが大きすぎる場合は添付ができないため、その場合は「資料添付に係る申告書」(参考様式)を添付しましょう。

引用:出入国在留管理庁/【お知らせ】在留申請オンラインシステムの改修の実施について(令和6年6月11日(火)リリース) | 出入国在留管理庁 (moj.go.jp)

オンライン申請のシステムは無料ですが、在留資格申請には料金がかかります

申請に関するオンラインシステムは無料で利用できますが、在留カードの発行には料金がかかります。

例えば在留期間の更新許可申請は4000円、再入国許可申請は1回目3000円、次回からは6000円等、手続き内容によって料金は異なります。あらかじめ料金をチェックしておき、収入印紙で納付しましょう。

郵送を選択した場合の在留カードの取得方法

 申請する際に、「受領方法」の「郵送」を選択すると、郵送での留資格認定証明書・在留カード・就労資格証明書の受領が可能になります。審査終了後に届くメールの案内に従って、必要書類をレターパック等で送付してください。

※マイナンバーカードやパスポートは不要ですので、送らないように注意しましょう。

 在留カードを手続き等で郵送する際は、あらかじめ在留カードのコピー(カラー)を作成しましょう。裏面に在留申請オンラインシステム利用者の氏名、職業及び電話番号のほか、申請受付日、申請受付番号及びオンラインで申請手続中である旨を記載の上、新しい在留カードを受領するまでの間は必ず携行してください。
 また、旅券(パスポート)をお持ちの方は、併せて旅券も携行してください。

オンライン申請を行った後の証明は?

地方官署の窓口で申請を行うと、在留カードの裏に「申請中」の印が押されますが、オンライン申請だと「申請中」の印が在留カードの裏に押してもらえません。

ここで重要になるのが、オンライン申請を行った後に申請中であることを証明する「申請受付番号通知メール」です。

受付完了メールは、オンライン申請受付が完了した翌日に、外国人本人と利用者本人に送信されます。

申請が下りるまで、いつでもすぐに表示できるようにしておきましょう。

参考:オンライン申請で申請中であることの確認方法/出入国在留管理庁

オンライン申請のお問い合わせは?

何かわからないことがあった場合、下記まで問い合わせをすることができます。

最寄りの地方出入国在留管理官署にお電話でお問い合わせください。

【在留申請オンラインシステムの操作方法に関する質問について】

在留申請オンラインシステムヘルプデスクに電話かメールでお問い合わせください。


♦在留申請オンラインシステムヘルプデスク

 TEL : 050-3786-3053
 Mail :mjf.support.cw@hitachi-systems.com 

 電話受付 : 月曜日から金曜日の9時00分から17時00分まで
 (休日、12月29日から翌年1月3日までの日を除く)
 メール受付 : 24時間365日受付

まとめ

以上オンライン申請の手順について紹介しました。一度操作を覚えてしまえば、次回の申請にかかる時間が短縮でき、忙しい方にも利用しやすいシステムです。申請する際は余裕をもって申請してください。

SMILEVISAではこれから特定技能を自社支援で受け入れていきたい、特定技能の管理費を大幅にコストカットしたい、書類の申請を効率化したい!とお考えの受入れ企業様向けの特定技能管理システムを提供しています。

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監修:川村 敦
大学時代にベトナムへ留学したことをきっかけに、日本で働く外国人の現実に衝撃を受ける。その後、エンジニアを経て外国人雇用に関するサービスを提供する株式会社CROSLANを2017年設立。特定技能外国人の管理委託や、管理クラウドサービス事業を通じて数多くの特定技能外国人のサポートを行ってきた実績の持ち主。趣味は世界遺産巡り。
       

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