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    【最新版】農業分野の特定技能2号評価試験 | 申し込み方法や注意点について詳しく解説

    公開日: 最終更新日: PV:606
    特定技能2号-農業-試験

    みなさん、こんにちは。SMILEVISAです!

    現在、農業の特定技能1号を受け入れている企業では、今後、特定技能外国人2号に移行したいと希望する外国人も増加することが見込まれます。

    そこで今回は、農業分野における試験の内容や申し込み方法について、特定技能2号の詳細について解説していきます。

    農業の特定技能2号についての概要についてはこちらの記事で紹介しています。

    農業分野における特定技能2号試験とは

    特定技能2号_農業分野_試験

    特定技能2号の農業分野における試験は、一般社団法人全国農業会議所が実施しています。

    農業分野で特定技能2号に移行するためには、「2号農業技能測定試験 (耕種農業)」又は「2号農業技能測定試験 (畜産農業)」に合格する必要があります。

    それでは農業分野における試験の日程や受験資格、受験料について詳しく見ていきましょう。

    2号農業技能測定試験の実施場所・日程

    直近の試験の日程については予約受付サイト(プロメトリック)から確認が可能です。

    農業分野試験の申込期間

    予約開始日:予約開始日から、試験日の3営業日前の23:59(日本時間)までは日時や場所の変更が可能です。

    ※試験日が土日、日本の祝日の場合は4営業日前までです。営業日は土日・日本の祝日・年末年始休業を除いた日です。

    試験申込みの詳細は、プロメトリックの「農業技能測定試験2号」のページより確認が可能です。

    農業分野における試験の受験資格

    農業分野における試験の受験資格や受験料についてみていきましょう。受験資格については下記の通りです。

    • 17 歳以上であること
    • 在留資格を有する者
    • 農業の現場における管理者としての2年以上の実務経験又は農業の現場における3年以上の実務経験があること。(耕種農業全般又は畜産農業全般)

    農業分野における試験の受験料

    2024年8月時点では受験料については15,000円です。

    農業分野における試験内容

    SMILEVISA_特定技能2号_農業分野_試験

    それでは、2号農業技術測定試験について見ていきましょう。農業分野の特定技能2号試験は、学科試験と実技試験の2種類があります。いずれもCBT(コンピュータ ベースド テスティング)方式です。

    2号農業技能測定試験の詳細

    【試験全体の概要】

    試験科目学科試験と実技試験(耕種農業全般又は、畜産農業全般)
    試験時間学科試験・実技試験合わせて60分
    試験問題数学科試験と実技試験合わせて50問程度
    言語日本語
    実施方法CBT方式

    【耕種農業全般の詳細】

    学科試験(マネジメント能力含む)耕種農業一般、安全衛生、 栽培作物の品種・特徴、 栽培環境(施設・設備・資材・機械)、 栽培方法・管理、病害虫・雑草防除、収穫・調整・貯蔵・出荷 等について問われます。
    実技試験(イラストや写真による判断)肥料・農薬の取扱い、 種子の取扱い、 環境管理、資材・装置・機械の取扱い、 栽培に関する作業、病害虫、安全衛生 等について問われます。

    畜産農業全般の詳細】

    学科試験(マネジメント能力含む)畜産農業一般、 安全衛生、品種、 繁殖・生理、 飼養管理 等について問われます。
    実技試験(イラストや写真による判断)個体の取扱い、個体の観察、 飼養管理、器具の取扱い、 繁殖・生理、安全衛生 等について問われます。

    2号農業技能測定試験の合格率

    詳しい合格率については、現在(2024年8月)においては、公表していません。ですが、合格水準としては、日本国内での実務経験が7年以上の者であれば、3割程度が合格する水準とのことです。

    引用:「2号農業技能測定試験」試験実施要領

    2号農業技能測定試験の申込み方法

    SMILEVISA_特定技能2号_農業分野_試験

    こちらでは、試験の申込みの流れについてみていきましょう。申込みの流れは下記の通りです。

    実務経験に係る証明書と誓約書を提出し、アプリケーションナンバーを取得する

    ①全国農業会議所へ書類を提出

    受験資格要件を満たしているか確認するため、全国農業会議所へ「2号特定技能外国人に求められる実務経験に係る証明書」(様式第1号)と記載事項に相違がないことを誓う誓約書(様式第2号)を記入します。なるべく受験者本人が作成しましょう。

    そして、書類を2号試験 証明書・誓約書 提出フォームに添付して送信します。

    2号特定技能外国人に求められる実務経験に係る証明書と誓約書の書類は、農業技能測定試験(ASAT)のホームページに掲載されています。

    ②提出フォームを記入

    2号試験 証明書・誓約書 提出フォームをクリックし、受験者の名前、電話番号、メールアドレス、住所を入力の上、書類を添付しましょう。

    ※フォームで送信できる書類はPDFのみです。記入したらPDFに変換しておきましょう。

    ③書類確認後にアプリケーションナンバーを受け取る

    全国農業会議所で「2号特定技能外国人に求められる実務経験に係る証明書」「誓約書」の内容確認ができましたら、メールにてアプリケーションナンバーが送られてきます。

    ※試験予約や再試験の際に必要になりますので、大切に保管しておきましょう。

    ④予約サイトから申込む

    アプリケーションナンバーを確認し、専用の予約受付サイトからお申込み下さい。

    それでは、続いて、予約専用サイトからプロメトリックIDを作成する方法をみていきましょう。

    農業分野特定技能2号評価試験申込手順(ID作成)

    ①プロメトリックサイトからID作成

    プロメトリックのID作成については、プロメトリック公式サイトID作成・予約の手順から確認ができます。

    農業分野特定技能2号評価試験申込手順(試験予約~支払い方法)

    ①試験申込みサイトにログインする

    こちらのプロトメリックサイトからログインをしてください。ログインには、プロメトリックIDと設定したパスワードが必要になります。

    ②IDとパスワードでログインし、試験を予約する

    プロメトリックIDとパスワードでログインします。「試験を予約する」を選択しましょう。

    画面に表示されますので、個人情報を確認し、予約する試験を選択しましょう。

    ③特別項目を入力する

    この画面では、生年月日、性別、国籍、母語を選択します。情報の一部がスコアレポートに表示されますので、間違えないように注意しましょう。

    ④試験日・会場・開始時間を選択

    希望日の試験、会場を選択の上、「会場検索実行」をクリックすると、開催している会場と空席状況が表示されます。希望の会場の試験開始時間を選択しましょう。

    ⑤アプリケーションナンバーを入力

    試験会場や日時を予約する際に、アプリケーションナンバーを入力する箇所があります。忘れずに入力しましょう。

    ⑥顔写真をアップロード

    規格を満たさない顔写真を登録した場合、当日の受験をお断りする場合や合格証明として利用できない場合がありますので、注意しましょう。

    顔写真の規定については、こちらの顔写真の規定についてから確認ができます。

    支払方法を選択し受験料を支払う

    支払い方法は、クレジットカード、eウォレット、PayPay、バウチャーです。可能な支払い方法を選択し、受験料を支払いましょう。

    ⑧試験予約完了

    支払が完了したら予約完了です。

    ログイン後の画面では、予約した試験等が確認できます。また、予約内容の変更やキャンセル等が可能です。
    引用:プロメトリック/予約の手順

    以上で試験の申し込みが完了します。

    農業分野における試験に関する注意点・よくある質問

    SMILEVISA_特定技能2号_農業分野_試験

    学科試験の教科書はあるが、実技試験についての教科書はなし

    特定技能2号の農業分野については現時点(2024年8月)では実技試験に関する対策本などはありません。

    学科試験については、2号農業技能測定試験【耕種農業】と【畜産農業】と【安全衛生管理】というテキストをPDFでダウンロードをすることができます。テキストのダウンロードはこちらからできます。

    特定技能2号の試験を受ける予定なら、提出書類を早めにそろえましょう!

    以上、農業分野の特定技能2号の試験について詳しく解説しました。農業分野については、提出する書類があるため、特定技能外国人2号を受け入れる事が決まったらすぐに準備を始めましょう。


    SMILEVISAではこれから特定技能を自社支援で受け入れていきたい、特定技能の管理費を大幅にコストカットしたい、書類の申請を効率化したい!とお考えの受入れ企業様向けの特定技能管理システムを提供しています。

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    監修:川村 敦
    大学時代にベトナムへ留学したことをきっかけに、日本で働く外国人の現実に衝撃を受ける。その後、エンジニアを経て外国人雇用に関するサービスを提供する株式会社CROSLANを2017年設立。特定技能外国人の管理委託や、管理クラウドサービス事業を通じて数多くの特定技能外国人のサポートを行ってきた実績の持ち主。趣味は世界遺産巡り。
           

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